工業用製品について

加島製カートリッジヒーター

SL−Zタイプ

カートリッジヒータータイプ別解説/SL−Zタイプ

シボリ

ヒーター内部の密度を高める為にスウェージングマシンにより、減径(例:パイプをφ14からφ12に縮める事)する事。シボリをする事により、ヒーター内部が高密度になる為、高温の使用にも耐える事が出来ます。

より線出し

ヒーター内部から電源投入端子用として「より線」が出てきます。その「より線」は、絶縁被覆をしていないものがヒーターから出てきていますので、絶縁は、ガラスチューブを被せます。その「より線」にリード線を圧着端子でつなぎます。これにより「SLタイプ」では、製作上できなかった、リード線の長さや種類を選ぶ事ができます。また、口元(「より線」の出口)に「口元碍子」を取付ける事により、出口付近での短絡事故を未然に防ぐ事ができます。

注意点

「より線」部がニッケル材ですから、頻繁に屈曲が加わりますと、断線する可能性がありますので注意が必要です。多少の機械的な振動や屈曲には耐えられますが、高温には若干弱いと考えております。

カートリッジヒータータイプ別解説

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